遠距離恋愛からの結婚を考えるpart2 -ネット恋愛を選ぶ理由-
今どきネット恋愛なんて普通でしょ?
よくあるよくある。
SNSか何かでチャットみたいに会話して、会話のリズムとか波長が合って仲良くなって、通話したり顔写真交換したりしたらすぐ・・・好きになっちゃったかも。
段々毎日のように通話するようになって、相手の声を聞くとにやにやしちゃう、あ、好き。
ネット恋愛の始まりって大体こんな流れだと思います。
ここでは「インターネット」のことを「ネット」と縮めて表記しています。
私はネット恋愛も普通の恋愛もしてきました。
自分自身の体験もありますので、なるべく偏らないような考えを述べていきます。
特別な恋愛
「ネット恋愛」ってここ最近多くなってきたものです。
インターネット上で仲良くなって、会ったことないけれど(もしくは一度会った程度)お互い好きになってしまって恋愛に発展する。
いわゆる「普通の恋愛」ではありません。
「特別な恋愛」だと私は認識します。
ネット恋愛なんて変だ!と言いたいわけではなく、一般的ではないんだよと言いたいのです。
なので、普通の恋愛と同じようにしていると上手くいきません。
繋がりはデータだけですから。連絡手段を絶たれたら終わりですので。
恋人とは高確率で必ずするであろう喧嘩をするにも一苦労ですよね。
埒が明かなくなるような状況に陥りがちだと思います。
会って目を見て喧嘩するのと電話やメールで喧嘩をするのとでは全然違いますから。
このように、ネット恋愛では普通の恋愛とは違った様々な壁にぶつかることと思います。
今回は「なぜネット恋愛をするのか」に重点を置いて考えていきます。
”ネット”という複雑な場
最近ネット恋愛も多くなってきたとはいえ、周囲の理解を得るにはまだまだ時間が必要です。
若い人たち、特にネットをよく利用する人たちにとっては”ネット”という場は比較的身近にあることと思います。
それであっても、「ネット恋愛をしている」と周りの人には言えないなんて人が多いのではないでしょうか。
言えないような恋愛をしているのか、と言えばそうではなく、ただ単にネット恋愛を理解してもらえるかどうかが不安なのだと思います。
彼氏(彼女)がいること自体を隠す、もしくは彼氏(彼女)がいることは言うけれど個人的な情報は話さないようにするかどちらかが多いでしょう、私自身どちらもありました。
もちろん、気にせず何でも話せる人もいるでしょう。
そのほうが本当に”付き合っている”という感覚もありますし、話してしまったほうが色々と生きやすいですから。
誰にもカミングアウトをしていない場合、本人同士の関係性もまた微妙ですよね。
証人と言ったら変かもしれませんが、自分と相手以外に恋人という関係を知る人がいなければ何でもできちゃうわけです。
浮気や二股も、もしくは実は付き合っていなかった・・・なんてこともあるかもしれません(大雑把に言っています)。
ネットというごく限られたフィールドのみで勝負するのは極めて難しいでしょう。
何のために恋愛をするのか
普通の恋愛よりもネット恋愛のほうがしづらいことと思います。
けれど、別にわざわざネット恋愛をしたくて選んだわけではないですよね。
ほとんどの人が意識的にしているわけではないはず。
好きになってしまったんだからしょうがないじゃないか!っていう話。
それで、”恋愛”って楽しい。
人を好きになるって、それだけで毎日きらきらしちゃうくらい。
落ち込むときもよくある、それもまた相手を想ってのこと。
必ずしもそうではないのかもしれないけれど、恋愛している人の多くが描く未来は相手と相思相愛になることだと思う。
とりあえずそこでいったん終わり。
ゴールは分かりやすく言えば”お付き合いすること”。
でもゴールって結構すぐじゃないですか。
なんて言うんですか、簡単って言ったら悪いですけど、お付き合いするときって契約書とか書くわけじゃないし口約束みたいなものじゃないですか。
それって脈が少しでもあればどうにかなる可能性が高いですよね。
何が言いたいのかっていうと、最終的なゴールをもっと遠くに見据えましょうってことです。
さっきゴールだと言っていたところは中間地点として。
何のためにお付き合いするのか考えたことありますか?
何のために「相手を好きだ」というよく分からない気持ちがあるのか分かりますか?
まあ私にも深いことはよく分かりません。
なので私の考えを。
人は子孫を残す生き物です。
でも世の中では結婚をしないと子どもを産んでも育てられないという形ができています。
それならば結婚するしかない。
でもどうせ結婚をしてずっと一緒にいるのなら自分に合った人がいい。
合っている人を見極めるには結婚する前の期間を設けなきゃ。
根本的な理由ってこんなだと思います。
子どものことから考えるなんてなかなかないのかもしれないです。
ずっと一緒にいたいから、という理由だけで結婚したいと思っている人が多いでしょう。
でも「なぜ人を好きになるという感情があるか」となると、人間の本能的なものだと思うんです。
子孫繁栄のため、たくさんの感情がある人間にとって人を好きなるということは大事なひとつの理由かと。
ちょっと自分でも何を言っているのかよく分かりませんが・・・
嗜好的なものと違って、人のことを好きになるってふわふわした感覚だと思いませんか?
これだ!っていう決定的な気持ちがないから好きなのかどうか分からなくなること、ありますよね。
それでも人は恋愛をする、したがる。
何のためにしているのかと言えば、結婚をするためなのではないでしょうか。
子どもについては色々な事情もあるでしょうから一概には言えませんが・・・。
ネット恋愛に発展するときの頭の中
色々と読むのも面倒な話をしてきましたが、恋愛してるときって結婚とか別に考えてませんよね。
私だってそうです。
いつかは結婚しなくちゃなとは思っていてもなかなか実感するものではありません。
特にネット恋愛では相手がほとんど見えませんし感じることができないので、余計に単純な恋愛脳になってしまいます。
”好き”っていう感情が一人歩きしてしまうんです。
少しいいなって思ったら、すぐ恋愛対象に入ってしまう。
人それぞれだと言えばそこまでなのですが、ネット恋愛にばかり発展してしまうという人はそんな感じが多いと思います。
デートする回数がほとんどないに等しいので”好き”っていう感情ばかりになってしまうんですよね。
しかも文字って記憶に残りやすいので、メールなどで基本的に連絡を取っている人は頭の中に意中の彼(彼女)がいつもいることでしょう。
だからネット恋愛って始まりやすいんです。
将来どうしていくか
ネット恋愛だろうが何だろうが結婚はできますよね。
お付き合いを続けていれば最終的に結婚したいと思うようになってくるのが自然です。
でも遠距離だったり事情があったりで結婚が難しいことがあると思います。
それでも、相手のことが好きで手放したくない。
お互いに結婚もしたいと思っている。
となれば、どうにかするはずです。
本当にどうしようもない状況もありますが。
どうしようもない状況。
ずるずるひっぱっていって。
付き合い続けて3,4年なんてことも。
そうなったら付き合ってる意味ってあるのか?
最終的な未来像がお互い一緒ならいいですけど、実際そうはいきません。
ましてやネット恋愛だと自分自身の生活がしやすいので、恋人とのことを深く考えずにいつの間にか何年も経っていたなんてことがあると思います。
自分のためにも相手のためにも、将来像をお互いに伝え合っておくということがとても重要です。
どう考えているのかしっかりと受けとめて今後どうするのか、自分なりに考えて伝えておくと良いと思います。
でないと後で痛い目をみるのは自分ですので。
ネット恋愛をしている人に言いたいこと
冒頭に書いたように、私はネット恋愛も普通の恋愛もしてきました。
やはり違っていることはたくさんあって、向き不向きがあることも分かりました。
私のようにどちらの感覚も知っている方なら自分に合っている恋愛の仕方がなんとなく分かっているのではと思います。
けれど、ネット恋愛しかしたことのない人には声を大にして言いたい。
一度でいいので自分の身の回りにいる人たちに目を向けて、きちんとその人たちを見てみてください。
お試し感覚でもいいので、恋愛してみてください。
本当に全然違っているのです。
色んな世界を見てみることは決して悪いことではないと思います。
ネット恋愛も普通の恋愛も経験したことのある人は、相手に振り回されないよう自分をしっかりと持って頑張ってください。
自分で選んだ恋愛の仕方なのでしょうから、精一杯楽しんでください。
恋愛しているうちは楽しいことだけ考えてても良いと思います。
でもそれは高校生、いっても大学生まででしょう。
自分のためにも少しでいいので未来を考えてあげてください。
それによってどうするかはあなた次第です。
いつも文章が偉そうになってしまっているような・・・
気を悪くされた方がいたら申し訳ないです。
私が言いたいこと伝えたいことを私の伝え方で書くとこうなってしまうのです・・・。
ネット恋愛は大変だったなあ。
楽しいこともあったけど、通話とか疲れちゃうし。
めんどくさかったなあ・・・やっぱり私には向いてなかったよう。
普通の恋愛の良いところは、相手と会いやすいことと生身を感じられること!
ネット恋愛の良いところは、自分の時間が作りやすいことと初々しい期間が長いこと!
まあメリット・デメリットは人それぞれだしもっと色々あるけれど、人生楽しんだもの勝ちってことで。
考えることもたくさんあるけれど、人生恋愛だけじゃないし他のこともがんばっていきましょう!
共通することは、愛はすべてを救う!!ってこと!